感想と愚痴と…

乃木坂46とアニメとユヴェントスと中島愛が好きです。

虐殺器官/村瀬修功

2月4日に早速見てきました。
「Project Itoh」の三部作の三作目。

虐殺器官』は原作小説は既読済みですね。
ただ、原作読み終わったとき思ったのが、映像化してもそんなに面白くないだろうなということ。
その予想はまぁ当たった漢字なのかな。

ストーリーは確かに『虐殺器官』で、よく2時間にまとめられていたと思う。
ただキャラクターのバックグラウンドや世界観がほとんど描かれていない。
主人公のクラヴィスの思考、行動が映画だけの情報だとわかりづらい。
ラヴィスの掘り下げがないからジョン・ポールとの対比もピンとこない。
「『虐殺器官』はこういう話ですよ」っていう説明にだったら良い映画だけど、伊藤計劃の小説の映像化っていうことだとちょっと違うかなと思います。
なので原作を読んだ方が良いです。
アクションや兵器等の描写は原作読んだときのイメージに近い感じだったのでそこは良かったですね。
あと声優の声のイメージも良かった。
特に小林沙苗さんの声をがっつり聞けたのは久しぶりだったので。

でもまぁ制作上のドタバタがあったにも関わらずよく完成しましたね。
ちゃんと公開されて見れただけでも嬉しいんですが。
『ハーモニー』はまだ見てなく、録画したのでそのうち見よう。
原作を先に読みたいんだけど…