感想と愚痴と…

乃木坂46とアニメとユヴェントスと中島愛が好きです。

あさっての方向。1〜4話

桜美さんの作品はどれもきっちりしたレイアウト・画面作りが印象的なんだけど、今回は特にそう感じる。
話は願い石で子供のからだが大人の体になり、大人の椒子が子供になるというファンタジー。
ということなんだけどファンタジーの要素はこれだけ。
こんなトンデモ展開だと一気にファンタジーの方向に引っ張られそうなんだけで全然そうではない。
むしろ人間ドラマ。(桜美さんの作品はどれもそうなんだけど。)
これは脚本段階ではもちろんそうなんだけど、画として見せたときに『日常』をしっかり描けているからだと思う。
これによって話をコントロールできている。
そう考えるとこれはやはり桜美さんによるところが大きいのかな。
もちろん美術監督の小林七郎さんをはじめとした小林プロダクション総作監伊藤郁子さん長谷川眞也さんなどスタッフが優秀なのは間違いないけど。
特に背景はこれしかないというほど世界観に合っている。
また動きを見るとからだの動きが素晴らしい。
というか可愛らしい。動きだけで可愛いと思える。
OPEDと1話は特に。

原作は知らないけど5話からオリジナルキャラも出て話もオリジナルになるみたいだけどこの雰囲気のまま最後まで行って欲しい。
個人的には展開もスピードもテンポも全く悪く感じないので。
悪いところは地上波だと左右カットで放送されていること。
ここまで凝った画面作りしているのに台無しだよホント。ネギま!?もだけど。
いちいちカットして放送するメリットあるのかな。
DVD買わせようってことなんだろうけど、制作してるときに4:3で放送されることも少しは頭に入れなきゃならないし。
明らかに中途半端になると思うんだけどな〜。
とりあえずDVD欲しいな〜

月姫ガンパレは原作ファンには評判悪いけど、個人的には原作は原作と割り切っているので問題なく楽しめた。