あさっての方向。

全12話終わった。
全体の感想としては当初の期待通りの出来で面白かった。
桜美かつし監督らしいアニメで。
あと1話あったらもっと良い物が出来たんだろうけど十分でしょう。
設定を考えると話を作るの難しそうなんだけど上手かった。
これはシリーズ構成の水上清資のおかげなのかな。
話はほとんどアニメオリジナル展開らしい。
オリジナルキャラの琴美にもっと着目していればよかった。
1クールアニメでオリジナルキャラ出すって事で重要な人物って分かってたのに。
メインの3人に目が行き過ぎていた。
そのために脇のキャラに注目できずに後半テツとからだの関係などに違和感を覚えることも。
最初から見返してみると特に琴美の設定・言動に「あ〜そうなのか」ってことが多そう。
伏線などを見落としてた。
最後にからだと椒子は元に戻ったけど、戻るかどうかはこのアニメにとってあんまり重要じゃない。
だけど個人的にはからだが戻ったのはよかった。
OPやEDのからだの動きが好きなので。

1クールで長いわけじゃないけどその分濃い内容になったと思う。
続編はおそらくないでしょう。
あっても蛇足にしかならないと思うし。
残念だったのは一夏のファンタジーってことで夏にやって欲しかった。
このアニメについては書きたいことは以前にほとんどかいてしまった。
http://d.hatena.ne.jp/yahen/20061101