感想と愚痴と…

乃木坂46とアニメとユヴェントスと中島愛が好きです。

なかよし60周年記念公演 ミュージカル「リボンの騎士」

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赤坂ACTシアターで行われたミュージカル『リボンの騎士』を観てきました。
自分が観劇したのは、11/14と11/15のどちらも17:30開演のソワレ。

今回観劇した理由はなんといっても生田絵梨花主演。
いくちゃん主演のミュージカルとしては、昨年の『虹のプレリュード』以来1年ぶりですね。
この1年としてどれだけ成長したのかを楽しみにしていました。
あとは乃木坂46のキャプテン桜井玲香
元々キャプテンの歌・ダンスは好きだし『16人のプリンシパルdeux』での演技も好きだったんだけど。
10月に観劇した『すべての犬は天国へ行く』では、乃木坂のメンバーの中では抜群に良かったので。

ストーリーは大分詰め込んでいますね。
正直あの原作を2時間30分にするのはなかなか難しいと思いましたが。
ちょっとストーリーが散漫になってる気がした。
ミュージカルだからシチュエーション重視でストーリーが展開するのは当たり前なんだけどそれでも厳しいです。
もっとサファイア中心で心の葛藤を描いた方が物語としてすっきりになったと思う。
だってそこがこの作品の本質でしょう。
もっと大きく改変しても良かったかなと思います。
あと曲も弱かったかな。
シチュエーションには合わせてはいるんだけど、楽曲で畳み掛けるような盛り上がりが少なかった。
サファイアとフランツ、ブラッドが絡むシーンはもっと劇的にして欲しかった。
今回の男性陣もかっこ良かったんだけど、『虹のプレリュード』は生田絵梨花初主演ということで素晴らしくお膳立てされた作品だったんだなぁと認識させられた。

『虹のプレリュード』でいくちゃんは、歌って踊って演技してピアノ弾いてと完全にいくちゃんの為の作品だった。
今回は似ている要素もあるけどより難しいことにチャレンジしていますね。
基本運動が得意でない中での殺陣等。
あと男装でなく、男として演じるのも違いますね。
歌唱もいくちゃんとしては低音の曲が多かったかなと思います。
サファイアが純粋な女のヒロインじゃないので。
個人的にはやっぱりいくちゃんの大きな魅力の一つは高音での綺麗な声質だと思います。
今回は、女性として歌う曲が少ししかなかったのが残念でした。
『秘密の花園』みたいな可愛らしさ全開の曲はあと数年しかできないと思うのでw
王子やリボンの騎士として歌う場合は、やっぱり難しそうでしたね。
それでもしっかり歌えていたのはさすがですね。
歌い方が途中から王子から王女になる『心の天秤/葛藤』は見せ場の一つですね。
でもまぁ最後のドレスシーンが最高です。
細いわ、顔小さいわ、笑顔最高に可愛いわで「#いくちゃん天使」です。

桜井キャプテンは、ヘケート役ではまり役でした。
曲もミュージカルというよりJ-POPのロック調のものが多かった。
特に『悪魔の娘』は90年代前半の歌謡ロックを思い出して懐かしかったです。
登場シーンでいきなり『悪魔の娘』だったんだけど、これはミュージカルというより普通にライブでしたね。
まぁ見事な歌唱なんだけど個人的にはもっとミュージカルミュージカルした曲を聞きたかった。
せっかくミュージカルなんだからね。
サファイアが王道的なミュージカル曲だったので、同じには出来なかったんだろうけどそこは残念でした。
キャプテンの声でどういう演技した歌声が聞けるか楽しみにしていたので。

はいだしょうこさんはこんなに凄いとは知りませんでした。
もちろん元宝塚っていうのは知っていたけどやっぱりスプーの人っていうイメージが強いですからw

あと当たり前なんだけど舞台、特にミュージカルは2回は見ないとダメですね。
1回よりも2回目の方がやっぱり面白く見られる。
次は東京千秋楽見る予定だけど仕事次第だなぁ…。
行きたいけどどうだろうか。

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ポストカードと缶バッチはどちらもサファイア写っていて当たりでした。
グッズはパンフレットとDVDを購入。
ブロマイドは迷いましたが取りあえず回避。