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感想と愚痴と…

乃木坂46とアニメとユヴェントスと中島愛が好きです。

星を追う子ども/新海誠

映画 アニメ

レイトショーで観てきました。
結構空いていたかな。
物語はファンタジーということですがまぁジブリネタ満載というか。
意識しなくてもわかっちゃいますねよぇ。
こういった王道ファンタジーを作るのは難しいんだろうな。
今作は今までの新海作品に比べて大分外向きの内容になってますね。
秒速5センチメートル』までは所謂セカイ系で二人のキャラクターの関係が主軸でしたが、『星を追う子ども』はその関係が薄いです。
その分世界観を作って入るのだけれどこちらも薄いですね。
だから映画全体として薄い。
盛り上がる場所がどこかわからなかった。

「喪失」がひとつのテーマらしいですが、主役でアスナの「喪失」が描かれていない。
正直モリサキの方が主役かと思いましたよ。
モリサキがアガルタに行くのは明確ですが、アスナが行く理由は「寂しかったから」なんですよね。
確かに父親を亡くして母親と二人暮らしで、母親も仕事で家を空けることも多いですが。
それでアガルタに行きますかね?
だって異世界で戻れるかもわからないのに。
忙しいとは言っても母親との関係は悪く無いでしょう。
そこら辺をもう少し描いて欲しかったですね。
もちろんシュンが大きな要素というのもわかるんだけど。
シュンってイレギュラーでしょう。
だからやっぱり日常生活での「喪失」を掘り下げて欲しかった。
他にいつもと違うというところだと背景美術ですね。
いつも通り見事な出来なんですが。
新海さんの美術って無機質で冷たい感じだったんだけど。
まぁ今までは結局は二人の関係だから美術だってそれで十分で、今回は大分暖かさも感じました。
ただ今までの方が良かったかな。
というかやっぱり新海さんには人と人との距離を描いて欲しい。


結構否定的なことを書いてきたけど嫌いではないですよ。
美術もやっぱり好きですし、天門音楽は相変わらず素晴らしい。
BDが出たら買うと思います。


今回王道のファンタジーを作ったわけだけど今後はどういった作品を作っていくんだろう。
それが一番楽しみですね。
もう一度人と人との距離にこだわって作って欲しいけど。