感想と愚痴と…

乃木坂46とアニメとユヴェントスと中島愛が好きです。

アイデンティティー/ジェームズ・マンゴールド

男女11人が閉ざされたモーテルで殺人事件が起こる。
本編でジニーが言っているけどクリスティーの『そして誰もいなくなった』を思い出すような展開でなかなかスリリング。
見せ方も上手い。
死体の側には部屋の数字の書かれた鍵が落ちており、1人殺されるたびに10から段々小さくなっていく。
最初からどう見てもこいつが犯人だろうと思っていたら最後の最後に実は…ってことになったのにはビックリしたし、これがこの映画のウケた1つの理由みたいらしい。
だけど最後のアレがなくても十分面白い。
サスペンス部分、タイトルのアイデンティティーの意味がわかってからの展開と上手い構成であっという間だった。
サスペンス映画はこれくらいの長さで情報量を詰めた方が見ている方も飽きないんじゃないかな。
ジェームズ・マンゴールド監督の作品は『17歳のカルテ』以来2作目。
17歳のカルテ』はもう随分前に見たからほとんど覚えてないけど。